バレーボールのルール

最終更新 2026-10-19

はじめてコートに立つとき、覚えることは意外に少なくて済みます。細かい反則は、やっているうちに体が覚えます。 先に知っておくと安心なところだけを並べます。

ここでは6人制(インドア)を基本に書きます。9人制やソフトバレーとの違いは競技区分の記事にまとめました。

コートと人数

項目6人制
コート18m × 9m(1チーム 9m × 9m)
人数6人
ネットの高さ男子 2.43m/女子 2.24m
前衛・後衛前3人・後3人

コートの中に、ネットから3mのところに線が引いてあります。アタックラインと呼びます。後衛の人は、この線より前で踏み切って強く打つことができません(線を踏まずに後ろから跳べば打てます)。

点の入り方

ラリーポイント制です。サーブ権に関係なく、ラリーに勝ったほうに1点入ります。昔の「サーブ権を持っているときだけ点が入る」方式ではありません。

6人制
1セット25点先取・2点差がつくまで
最終セット15点先取・2点差
セット数3セットマッチ(2先取)か5セットマッチ(3先取)

24対24になったら、2点差がつくまで終わりません。これをデュースと呼びます。上限を設ける大会もありますが、標準のルールに上限はありません。

3回以内で返す

自分のコートで触れるのは3回までです。4回目が床につく前にネットを越えなければ反則になります。

多いのはこの形です。

  1. レセプション(サーブを受ける。「サーブカット」とも)
  2. トス(セッターが上げる)
  3. アタック(スパイク)

ブロックで触った分は、この3回に数えません。 ブロックに当たってから3回使えます。

同じ人が続けて2回触るのは反則です(ドリブル/ダブルコンタクト)。ただしブロックのあとは、同じ人が続けて触っても構いません。

ローテーション

サーブ権を相手から取り返したとき、時計回りに1つずつ位置を移ります。ずっと同じ場所にいるわけではありません。

初心者が戸惑いやすいのが、サーブを受ける側は、サーブが打たれる瞬間だけ決められた順番どおりに並んでいなければならないという点です。前衛と後衛の前後、同じ列の左右の並びを守ります。打たれた瞬間からは自由に動けます。だから「前衛レフト」の人がサーブの瞬間だけ位置を守り、すぐ本来の場所へ走る、という動きをします。

サーブを打つ側は、2025年の改正からサーブの瞬間にどこにいても構いません(国際バレーボール連盟の2025〜2028年の競技規則。日本バレーボール協会の「2026年度版 6人制競技規則」も同じです)。ただし、サーブを打つ人の順番はローテーションのとおりです。

受ける側の並びが崩れているとアウトオブポジション(ポジショナルフォルト)という反則です。中学・高校や地域の大会では、年度ごとの取り扱いが別に出ることがあります。並び方の決まりは作戦ボードの記事で詳しく書きました。

リベロ

守備だけを担当する人です。他の人と違う色のユニフォームを着ています。

  • 後衛の人と、審判に知らせずに何度でも交代できる
  • サーブを打てない/ブロックできない/ネットより高い位置から打てない

背が高くなくても守備でチームを支えられる役割です。

よく取られる反則

名前何が起きたか
タッチネットプレー中にネットに触れた
オーバーネット相手コート側でボールに触れた(ブロックは例外あり)
ドリブル同じ人が続けて2回触れた
ホールディングボールを持って(止めて)から投げた
フォアヒット4回触ってしまった
パッシングザセンターライン足が完全に相手コートへ入った
アウトオブポジションサーブを受ける側が、サーブの瞬間に並び順を守っていなかった

ボールは体のどこに当たっても構いません。 足でも構いません。「手や腕だけ」というのは古いルールです。

覚えるのは、まず3つで足ります

  1. 3回以内に返す
  2. 同じ人が続けて触らない
  3. ネットに触らない

残りは、やっているうちに周りが教えてくれます。分からないまま立っているより、動いて間違えるほうが早く覚えられます。

大会に出るときは要項を読む

ここに書いたのは標準的なルールです。実際の大会では、セット数・点数・ネットの高さ・年齢制限が要項で決められています。 同じ「6人制」でも、大会によって1セットマッチだったり、21点だったりします。

必ず要項で確かめてください。 迷ったら、その大会の主催(都道府県のバレーボール協会が多い)に問い合わせるのが確実です。

Rocks では、どうしているか

ルールそのものはアプリの外の話ですが、ルールに沿った条件でメンバーを探せるようにしています。

  • 競技形式は選択式です。6人制・9人制・ソフトバレー・ビーチバレーと、男女の区分を組み合わせた9つから選びます
  • ポジションも形式に合わせて変わります。 6人制ならセッター・アウトサイド・ミドルブロッカー・オポジット・リベロ、9人制なら前衛・中衛・後衛。選べないポジションは出てきません
  • レベルは経験で選びます(未経験/初心者/中学部活/高校部活/大学・実業団/Vリーグ経験)。「初心者歓迎」の一言で終わりません
  • 得点板があります。25点・2点差・デュース・最終セット15点まで扱うので、練習試合の点数付けに使えます

ローテーションの並びを図で確かめたいときは、作戦ボードの使い方にコートの番号とサーブの瞬間の並びをまとめています。Rocks の作戦ボードでは、ボタン1つで時計回りに1つ回せます(作戦ボード)。得点板の使い方は試合の記録と得点板にあります。