バレーボールのメンバー募集は、SNS・掲示板・募集サービス・知人の紹介など、いろいろな経路があります。多くは問題なく決まりますが、行ってみて初めて分かった、という失敗にはいくつか決まった型があります。 どれも、先に知っておけば避けられるものばかりです。
この記事では、応募する前・初めて行く日・行ったあとの順に、確かめておきたいことをまとめます。最後に、募集する側が気をつけたいことも書いています。全体の流れはメンバー募集ガイドにまとめています。
要点
- 連絡先は、会う前に渡さない。 合わなかったときに関係を切れなくなる
- レベルは「所属歴」で聞く。 「初心者歓迎」「エンジョイ」は幅がありすぎる
- 費用は「1か月あたり」で聞く。 入会金や年会費を初回に一括で、は慎重に
- 行けなくなったら、分かった時点ですぐ伝える。 それだけで信用は残る
応募する前に確かめる7つのこと
聞きにくいことほど、行く前に聞いたほうがよいものです。募集文に書いていないものだけ聞けば十分です。
| 確かめること | 聞き方の例 | なぜ大事か |
|---|---|---|
| レベル | 「メンバーはどのあたりの経験の方が多いですか」 | 差が大きいと、ボールが回ってこない |
| 費用 | 「1か月あたり、だいたいいくらかかりますか」 | 参加費のほかに会費・大会費があることがある |
| 頻度と曜日 | 「毎週ですか、隔週ですか。休むときの連絡は」 | 続けられるかどうかはここで決まる |
| 人数 | 「ふだん何人くらいで練習していますか」 | 少なすぎると休みにくく、多すぎると出番がない |
| 男女比と年齢層 | 募集文に無ければ聞く | 練習の強度と雰囲気が変わる |
| 持ち物 | 室内シューズ、サポーター、ボール | 体育館によっては外履きで入れない |
| 場所 | 最寄り駅からの距離、駐車場の有無 | 片道が長いと続かない |
「見学だけでもいいですか」と聞けるかどうかが、ひとつの目安になります。断られる理由はほとんどありません。渋られるようなら、外から見られたくない事情があると考えてよいでしょう。
最初の問い合わせは、短く具体的に
主催者は、問い合わせの文面から「どんな人が来るのか」を読み取ろうとしています。「はじめまして、参加したいです」だけだと、聞き返しが1往復増えます。
はじめまして。◯◯の募集を見て連絡しました。 30代の男性で、高校の部活まで6人制をやっていました(ポジションはレフト)。 ブランクが5年ほどあります。 ◯月◯日の練習に、見学か参加をさせていただけますか。
性別・年代・経験・ポジション・ブランクの5つがあれば、主催者は判断できます。
個人情報は、会う前に渡さない
最初のやり取りで電話番号や LINE ID を交換するのが、当たり前になっている場面があります。これは避けたほうがよい習慣です。
理由は単純で、合わなかったときに関係を切れなくなるからです。1回参加して「ちょっと違った」と思っても、連絡先を渡していれば、その後も勧誘やグループへの追加が続きます。断る手間を負うのは、たいてい参加した側です。
やり取りはできるだけ、見つけたサービスの中で済ませてください。外に出すのは、実際に会って続けると決めてからで遅くありません。
レベル表記は、幅がありすぎる
「初心者歓迎」「経験者募集」「エンジョイ」。この3語がいちばん食い違います。
| 書いてあること | ありうる実態 |
|---|---|
| 初心者歓迎 | 未経験者がいる/経験者しかいないが教える気はある |
| エンジョイ | 和気あいあい/勝ちにこだわらないだけで技術は高い |
| 経験者募集 | 部活経験があれば可/実業団レベル |
聞くべきなのは「レベル」ではなく「所属歴」です。 中学から/高校の部活まで/大学や実業団、と具体的な答えが返ってきます。ここがずれると、行ってもボールが回ってこない、あるいは周りに迷惑をかけた、という気持ちだけが残ります。
チームの選び方そのものはチームの選び方に、6人制・9人制などの違いは競技区分にまとめています。
お金のやり取りに気をつける
参加費の前払いを求められたら、理由を確かめてください。 体育館の予約金を先に押さえる必要がある、という場合は普通にあります。一方で、入会金・年会費・ユニフォーム代を初回に一括で、という形は慎重になったほうがよいでしょう。
- 現金は、その場で、参加した回数ぶんだけ。 これが基本です
- 振り込みを求められたら、名義と金額を控えておく
- 領収書が出ないこと自体は珍しくない。 ただ、金額の内訳は聞いてよい
初めて行く日に気をつけること
- 10〜15分前に着く。 体育館の入口が分かりにくいことが多く、遅れると練習の輪に入るきっかけを失う
- 最初に名前と経験を伝える。 主催者が周りに紹介しやすくなる
- 準備と片付けを手伝う。 ネットとポールは重く、人手が要る。これだけで印象が変わる
- 無理をしない。 ブランクがある人ほど、ジャンプとダッシュで足を痛めやすい(練習方法に準備運動をまとめています)
ドタキャンは、信用の問題
参加すると答えたあとの当日キャンセルは、人数ぎりぎりで体育館を押さえているチームにとって、いちばん困ることです。6人制なら1人欠けると試合形式の練習ができません。
行けなくなること自体は仕方がありません。分かった時点ですぐ伝える。それだけで印象はまったく変わります。
申し訳ありません、仕事の都合で◯日の練習に行けなくなりました。 次回の◯日には参加したいと思っています。
理由は一言で十分です。次にいつ来られるかを添えると、続ける気があることが伝わります。
募集する側が気をつけること
募集を出す側にも、決まった失敗の型があります。
- 募集文に、レベル・費用・頻度を具体的に書く。 書いていないと、同じ質問に何度も答えることになる
- 返信は早く。 探す人は2〜3か所に同時に問い合わせていて、返信が遅いほどほかのチームに決まる
- 決まったら、すべての募集を締め切る。 1か所だけ残っていると、枠が埋まったあとも問い合わせが来続ける(メンバー募集サービスまとめ)
- 出欠を早めに締めて、人数を確定させる。 直前の調整に追われなくなる(スケジュール管理と出欠)
Rocks では、どうしているか
この記事に書いた注意点のいくつかは、仕組みで防げます。 Rocks はそこを設計に入れています。
- 外部の連絡先は書けません。 募集文やチームの紹介に電話番号・メールアドレス・LINE ID・SNS アカウント・URL が含まれていると、警告ではなく送信そのものを止めます(外部の連絡先は書けない)
- やり取りはアプリの中だけで完結します。 連絡先を交換しなくても、返信が来れば通知が届きます(やり取りはアプリの中で完結)
- 最初の1通の下書きを用意します。 「話を聞いてみる」を押すと、プロフィールから性別・年代・ポジション・経験を組み立てた下書きが入ります。直してから送れます
- レベル・費用・頻度・曜日・人数・男女・年齢層・持ち物は、すべて選択式です。聞きたいことが書かれていない、が起きにくくなっています
- 主催者の参加率が見えます。 実際の出欠から自動で計算した数字で、自己申告ではありません(主催者の参加率が見える)
- 合わない相手は通報・ブロックできます(通報とブロック)